旅の記録
夏の野球旅3日目-2(最終日)
◆ 空港バッティングセンター
ホテルに戻り荷物をまとめてチェックアウト。
いよいよこの度のラストかつスペシャルな聖地巡礼の始まりだ。
ルートをググるといくつか出て来たがなんか上手く乗り換えできず、途中行き過ぎたり戻って乗り換えたりして、なんとか最寄りの豊山町社会教育センター下車。ここから炎天下を20分ほど歩いて到着したのがICHIROが幼少期に毎日チチローさんに連れられて通った「空港バッティング(センター)」だ。



夏休みが終わり9月1日の月曜日のせいか、お客さんは誰もいなくて静まり返っていた。
中に入ると受付の人の良さそうなお姉さんがどこから来たのと聞いた。
東京から昨日の試合を見に来たこと、ここは聖地なのでぜひ来たかったことなどを話すと嬉しそうにニコニコ笑っていた。
コインを3枚購入した。








自販機でドリンクを買って一服してからいよいよケージへ。ICHIROがいつも使っていたのは8番の
120kmだが、いきなりは入れないので隣の9番100kmへ。
下手なりになんとか当てて球が飛んでいくのを見て初めて気づいたのだが、ここ、普通のバッティングセンターと比べて奥行きがある。
都内だと場所も狭いので大抵ピッチャーの距離と同じくらいで距離の代わりに真ん中に丸い板が貼ってあり、当たるとホームラン、という仕掛けになっている。しかしここは、感覚でいうとゴルフ場みたいに飛距離を感じられるので超気持ちい〜い

男性スタッフ(オーナーかな)はピッチングマシンの調整担当。打つ人に合わせて高さを調整したり、希望を聞いてくれたり。
しばらくするとポツポツ人が来て、2、3回打っては帰っていく。小学生の左打ち兄弟がお母さんに連れられて3回ずつ打ち終わるのを待って、いよいよ私も120キロのケージへ。
かろうじてチップするけど、全然前に飛ばない。良くて内野ゴロだが、ICHIROも打っていた同じ景色を体感できて嬉しかった。
ベンチに座っていると受付のお姉さんが、
「ICHIROの殿堂入りの号外もらった?」と聞いて来た。もらってない(配られたことも知らない)というと、「うちで配られたけど私が持ってるよりファンの人が持ってる方がいいから」と気前よく譲ってくださった。遠慮したけど断る理由もないので、ありがたくいただきました。
ありがとうございます



帰りは栄までのバスにタイミングよく乗れて、早めに名古屋に着いて遅めのお昼を食べ、早めの晩御飯にうっかり駅弁買ってこだまに乗って帰京しました。




満足度100パーセントの楽しい旅でした。